こんにちは、ツラヌキメソッド管理者のしょう(@sho_tsuranuki)です!
2024/04/22に導入された「L押忍!番長4」の「諸変数」を考慮した天井期待値について解説します。
また、当記事は非常にボリュームが多いため、知りたい情報が明確でしたら目次から画面遷移することを推奨します。
2024/04/16 当記事の発信
2024/04/23 初日考察追記(470万G)
2024/04/25 サンプル増強(2500万G)
2024/04/28 56枚交換の計算ミス修正
2024/05/03 サンプル増強(8800万G)
また当機種の関連情報を以下記事に纏めておりますので気になる方はご覧ください!
↓「ゲーム数×スルー回数」を考慮したAT間天井期待値
↓設定2ベースのスルー回数別天井期待値
天井期待値
話が長くなるので先ずは結論から。
当解析根拠について気になる方は後段の「ゾーン実践値」をご確認ください。
変数の特徴
✅スルー回数が増えると甘くなる
✅有利区間差枚数が増えると甘くなる
✅天井到達履歴があるとAT当選まで甘くなる(信頼度中)
今回はサンプル量や考察進捗も踏まえ、「スルー回数」と「有利区間差枚数」を考慮し天井期待値を解析します。
解析条件
・液晶上のボーナス間累計ゲーム数
・50枚あたり33回転
・ボーナス中/AT中の純増は一律3枚/G
・着席後40G以内の当選サンプル除外
・ボーナス/AT終了後即ヤメ
・AT後の頂RISE UP突入の場合はフォロー
・差枚数とは「前回ボナ/AT終了時点」のもの
・1時間あたり800G
・「朝イチ・朝イチ以外_その他指定の条件」以外の状況は不問(平均)
朝イチ
0スルー
※当記事に関する情報/画像を引用する際は当記事へのリンクを貼ってください
1スルー
2スルー
朝イチ以外_0スルー
当機種は差枚数による冷遇が少ない(もしくはない)ため有利区間切断狙い(頂RISE UP獲得狙い)が有効です。
よってAT後0スルーでは前回AT終了時点の差枚数を意識して押し引きの判断をすべきものと思慮します。
差枚数別×0Gから打ち始め
※打ち始め40G以内の当選サンプルを除外
※本表に限りデータカウンター上のゲーム数を採用
有利区間差枚数+1200枚からなら0Gからでも打てそうです。
なお、有利区間差枚数を正確に把握することがかなり重要です。
完全に把握できている方は問題ございませんが、参考にするものが過去の履歴しかない場合は当記事で採用した有利区間差枚数の定義を利用して、過去の履歴と照合することで大まかにでも把握できるかと思います。
・朝イチで0枚
・当日差枚数が1700枚以上で以降のサンプルを除外
・AT連後35G以内のAT直撃当選があった場合には以降のサンプルを除外
・当選時の差枚がプラス900枚以上かつ100G以上でAT直撃当選の場合には以降のサンプルを除外
・前回AT獲得枚数1550枚以上かつ次回100G~200GでのAT直撃の場合には以降のサンプルを除外
実践データからだと引き戻しモード終了ゲーム数が不明確であったりするため、上記定義は「公表値の有利区間切断条件」を完全に模擬できているものではございませんのでご参考まで。
差枚数:1000枚未満
0スルーをハイエナする場合には引き戻しモード抜けの場合も十分にありますので、引き戻しモード抜けのサンプルのみで以下表の通り期待値解析をしました。(データカウンター上で150G以上回されたサンプルのみ利用)
開始Gは”液晶上のゲーム数”です。
差枚数:1000枚以上1600枚未満
朝イチ以外_1スルー以降_差枚数:0枚未満
1スルー
2スルー
サンプルを増やしてもなぜか2スルーは辛い・・
3スルー
4スルー
5スルー
朝イチ以外_1スルー以降_差枚数:0枚以上1000枚未満
1スルー
2スルー
バラつきかと思いますがかなり辛く算出されました。
気になる方は「差枚数:0枚未満」の方を利用した方が良いかもしれません。
3スルー
4スルー
注意点
データカウンター上のゲーム数からでは把握できないボーダー調整要素である「特訓間ゲーム数」や「モード」も大きく期待値に影響を与えます。
捨てられている台は様々な条件が不遇である場合が多いので、ボーダー調整要素不問で打つなら上記期待値表よりも辛めに見積もることを推奨します。(もちろん状況に応じて調整して頂けたらベストです。)
また未公表のため真相は現状不明ですが、過去に天井到達履歴がある方が期待値が高くなるかもしれませんのでご参考まで。
狙い目
出率105%ラインは以下の通り。(代表で1点ずつ)
✅朝イチ:0スルー_350G から
✅朝イチ以外:1スルー_410G から
ただし条件によっては大きく期待値が変わりますので、当解析で考慮できていない部分についてアレンジしてもらえたらと思います。
機種情報
詳細は以下の「ちょんぼりすた」様のサイトよりご確認ください。
当記事の関連情報を上記サイトから以下に引用します。
その他解析については引用元をご参照ください。
ゾーン実践値
実践サンプル
以下条件の実践サンプルから条件別に分けて抽出
・総回転数 8828万6509回転
・初当たり確率 1/260.5
・サンプル全体の推定出率 97.87%
※36G以上のAT直撃を初当たりに含める
ゲーム数別ゾーン実践値
朝イチ_0スルー
リセット時における天井ゲーム数短縮などの恩恵は無さそうです。
朝イチ以外(AT後)_0スルー
AT中の最終AT信号の獲得枚数からゲーム数を逆算し、液晶回転数に換算したうえでゾーン実践値を整理しました。
液晶回転数に換算したことにより当選率のメリハリが少なくなってしまいましたが、それ以外の項目について以下2点の気づきを述べます。
・0スルーでは天井到達率が上昇。(AT中のゲーム数が加算されたためと推察)
・大部分のサンプルについて初当たり_TYが1スルー平均値以上(337枚以上)
→念のため引き戻しゾーンを抜いた初当たり_TYで比較しても同様のことが言えました、ただしバラつきなのか何か理由があるのかは解明できておりませんのでご参考まで。
朝イチ以外(AT後)_1スルー
参考まで。
2スルー以上も上記傾向と同様です。
スルー回数別ゾーン実践値
朝イチ
※上記出率は簡易算出のため参考まで(以下同様)
公表値と同様に朝イチでは最大6スルーを観測。
0スルーはかなり辛い一方で2スルーからはかなり甘いです。
朝イチ以外(AT後)
朝イチ以外(AT後)では最大8スルーを観測。
一方で最大スルー回数は9スルーと追って公表がありました。
朝イチ以外では4スルーから打ち始め0Gでも出率100%を超えてくる模様。
AT間ハマり別ゾーン実践値
AT間ハマりによって諸値に影響があるのか調査するため、「前回ボーナス終了時点におけるAT間ハマりゲーム数」を変数としてゾーン実践値を整理しました。
なお、前項の「スルー回数」と相関性が高いため、「スルー回数」を固定して整理しています。
1スルーに固定
結果は上記の通りです。
大まかに見た場合には、AT間ハマりによって出率が変わっていないようにも、上昇しているようにも見える結果となりました。
一方で目線を変えると、「前回天井到達の際には出率が上昇する!?」という見方もできます。
よって続いて2スルーに固定して同様に整理しました。
2スルーに固定
結果は上記の通りです。
こちらも同様に2連続天井到達の可能性が高まる 1401~1500G のAT間ハマりであると出率が大きく上昇している傾向が見られました。(サンプルはかなり少ないですが・・)
よって当サイトはAT間ハマりゲーム数の大小よりも、「過去の天井到達履歴の有無」の方が出率に直結するのでは!?と推察しているところです。(救済ポイント獲得が多くなる!?)
しかし8800万Gの実践データをもってしてもこの程度のサンプル量ですので、更新がここでストップする可能性も・・
差枚数別ゾーン実践値
「前回AT終了時点の有利区間差枚数」ごとに諸値を整理しました。
上記表からざっくりと以下のような傾向が見られました。
・差枚数が上がるとAT直撃率/初当たり_TYが上昇
・差枚数が上がっても平均当選ゲーム数に大きな優劣がない
→結果的に出率上昇
差枚数が上がると AT直撃率/初当たり_TY が上昇する理由は、追って公表された頂RISE UP突入条件(=有利区間切断条件)「差枚プラス900枚以上かつ引き戻しモード以外で対決勝利」のためです。
よって公表値の通り、実践値でも打ち始めの差枚数の上昇が打ち手側に有利である傾向が得られたものと推察します。
ちなみにAT終了→通常時転落→頂RISE UP突入の流れは以下動画の通りですので、気になる方はご覧ください。
「頂RISE UP」への突入ルート
↓一つ目の動画は「DMMぱちタウンch」様です。
1:40:30付近の挙動ですが、差枚数1000枚付近で通常時に直撃したATが「頂RISE UP」に直撃しております。(実ゲーム数194G(液晶回転数212G))
↓二つ目の動画は「桜鷹虎」様です。
19:40付近の挙動ですが、有利切れ後の差枚数1600枚付近?で通常時に直撃したATが「頂RISE UP」に直撃しております。(173G)
やめどき
✅ボーナス後即ヤメ
✅AT後の引き戻しゾーンを回すべきかは考察中
※差枚数が多い時は回した方が良さそうと推察
ただし状況によっては打ち続けた方がいいケースがあるかもしれませんが、現時点で明確な基準はございません。
まとめ
本記事では「L押忍!番長4」の「諸変数」を考慮した天井期待値について解説しました。
内容的には、「ゲーム数・スルー回数・差枚数等」(他にもたくさんあります)の多岐にわたる変数を考慮して押し引きの判断をすべき機種であることが解析結果から分かりました。
特にチャンスパターンは、「スルー回数ハマり」 or 「有利区間差枚数が多い」状況と推察します。
ただし今回の解析で考慮できていない変数も多く存在しますので、参考までにご覧頂けたらと思います。