こんにちは、ツラヌキメソッド管理者のしょう(@sho_tsuranuki)です!
2023/11/6に導入された「スマスロとある魔術の禁書目録」の「魔人モード/チャンスA・B」状況下における「AT間天井期待値」を解析しましたので発信します。
なお、当機種における全ての解析結果を以下記事に集約しておりますので興味のある方はご覧ください!
天井仕様
天井詳細
天井G数 最大999G+α 恩恵 AT当選濃厚 推定投資額 約30,000円 通常時は最大999G+αで天井到達となる。
内部モード別の天井G数
モード 最大天井 通常A 999G 通常B 999G チャンスA 600G チャンスB 200G 天井到達時はCZを経由してATに当選!?
MEMO
設定変更時は通常B以上確定。1000枚以上獲得したAT終了後はチャンスA以上が確定!?
注意
少し特殊なケースとなるがエンディング到達後のグングニルチャンスに成功しそのATで1000枚以下で終わった場合は、1000枚以上獲得に該当するが途中で有利区間がリセットされているため天井短縮の恩恵はナシ。なお、グングニルチャンス失敗時は200Gが天井となる。
引用「ちょんぼりすた」様
上記の黄色マーカーで示した部分の天井期待値解析結果を当記事に示しております。
その他情報については引用先からご確認ください。
出玉率に直結する変数の決定
昨今では、各種前回状況 or 現在状況によってAT当選率(突入率)/AT_TYに影響をきたすスロット台が数多く存在しております。
影響の例としては、差枚がプラス状況であれば出玉率が冷遇され、逆の状況であれば優遇されるといったものです。
したがって「スマスロとある魔術の禁書目録」でも優遇区間/冷遇区間の有無を検証すべきと考え、以下項目の通りに実践データを各種統計処理しましたので説明します。
CZスルー回数毎のAT突入率/AT_TY
1000万ゲームから得られた実践データから、以下表のようにCZスルー回数毎のAT突入率/AT_TYを整理しました。
一見、上記表を確認すると「CZスルー回数が多くなればなるほどAT突入率が上昇する」ように感じとれてしまいますが、その情報は正しくもあり、しかしその情報のみで立ち回るのは危険です。
その理由は、「CZスルー回数が多い≒天井CZ(勝利確定CZ)の含有率が高い」ためです。
したがってCZスルー回数によるAT突入率への影響を調べるために、変数を「自力CZ」にしてみました。(999G以内のCZを自力CZと定義)
上記表と比較してみると、「全CZスルー回数」と「自力CZスルー回数」では「AT突入率」に与える影響が異なることが分かります。
また、自力CZスルー回数が多いサンプルが非常に少なく、特に9回以上についてはAT突入率=6/15=40%であるものの、仮に1回多い or 2回多い状況になると7/15=46.6% or 8/15=53.3% となり、バラつきの影響が非常に多いサンプル量であることが分かります。
したがって、本項の結論付けとしては以下の通りとします。
結論①:CZスルー回数によるAT突入率/AT_TYへの影響はないものとする。
AT当選時の差枚毎の出玉率
同様に1000万ゲームの実践データから、以下表のようにAT当選時差枚毎の出玉率を整理しました。
前項と同様に、上記表の出玉率(最右列)を確認すると「AT当選時差枚が大きければ大きいほど出玉率が高い」ように見えてしまいますが、この情報だけを鵜呑みにするのは危険です。
理由としては、「AT当選時差枚が多い≒魔人モード or チャンスA・Bの滞在確率が上昇する」ためです。
したがって上記影響を除いて、再度「AT当選時差枚が出玉率に与える影響」を確認するために、自力AT当選(199G以内の当選)に絞り、以下表のように整理してみました。
上記表の出玉率(最右列)を確認すると、バラつきはあるものの自力AT当選による出玉率の影響は比較的少ないもののように見えます。
したがって本項は以下の通り結論付けます。
結論②:AT当選時差枚の大小によりAT間天井ゲーム数への影響はあるものの、自力AT当選時の出玉率への影響はないものとする。
前回のAT獲得枚数毎の出玉率
同様に1000万ゲームの実践データから、以下表のように前回ATの獲得枚数毎の出玉率を整理しました。
同様に上記表の出玉率(最右列)を確認すると、「前回ATの獲得枚数が多ければ出玉率が高い」ように見えてしまいますが、これも「前回ATの獲得枚数が多い≒魔人モード or チャンスA・Bの滞在確率が上昇する」可能性を含んでおりますので、同様に199G以内のAT当選サンプル(自力AT当選サンプル)に絞り再度以下表のとおり纏めました。
上記表からも同様に、自力AT当選の場合の前回ATの獲得枚数が出玉率に与える影響は少ないように見えます。
したがって本項の結論を以下の通りとします。
結論③:前回ATの獲得枚数によりAT間天井ゲーム数への影響はあるものの、自力AT当選時の出玉率への影響はないものとする。
出玉率に影響を与える変数とは?
これまでの結論①②③より、前回状況 or 現在状況による出玉率の優遇区間/冷遇区間はないものと思慮します。
したがって、AT間天井期待値を解析するうえで出玉率に影響を与える変数は以下3点とします。
・開始ゲーム数
・天井ゲーム数(≒モード)
・朝一か朝一以外か
AT間天井期待値
話が長くなりましたが、前項までの結論を基に「チャンスA」および「チャンスB」滞在時のAT間天井期待値を以下に示します。
なお、いきなり朝一から「チャンスA」および「チャンスB」を狙える状況は少ないと推察し、「朝一以外」を前提条件にして解析を行いました。
チャンスA(前回ATの獲得枚数が1000枚以上の時など)
・着席後30G以内のサンプルは除外(600G以降は除外無し)
・AT後5G回してヤメ(状況確認のため)
・1000万ゲームの実践データから、650G以内のAT当選サンプルを利用
・コイン持ち34G/50枚
・AT中の純増は一律3枚
・CZは一律15G
・朝一以外
・所要時間/時給は800G/hとして算出
チャンスB(魔人モード/グングニルチャンス失敗時など)
・着席後30G以内のサンプルは除外(200G以降は除外無し)
・AT後5G回してヤメ(状況確認のため)
・1000万ゲームの実践データから、250G以内のAT当選サンプルを利用
・コイン持ち34G/50枚
・AT中の純増は一律3枚
・CZは一律15G
・朝一以外
・所要時間/時給は800G/hとして算出
狙い目
天井期待値の通り。
チャンスA・Bが確定している状況であれば0Gから打てるものと推察します。
やめどき
AT終了後の状態確認後やめ。(期待値算出の際には一律5G回してやめ)
ただしモードや状況によっては打ち続ける価値があるケースもある。
注意点
最も重要なことは、「どれだけ正確にチャンスA・Bのモードを推察できるか」であると思慮する。
前回ATの獲得枚数や、魔人モード連がたくさん続いている、モード示唆などからモードを決定することで狙える打ち方である。
逆に言うとチャンスA・Bが確定ではない状況である場合、上記AT間天井期待値表よりも期待値が下がるということが大事な注意点です。
まとめ
本記事ではスマスロとある魔術の禁書目録の「魔人モード・チャンスA・B」における「AT間天井狙い」の期待値・やめどき・注意点について解説しました。
打てる機会はそこまで多くはないですが、チャンスがあれば是非狙ってみてください!